動画配信サービスを無料で視聴する方法
動画配信サービスは有料のものが多いですが、そのほとんどが初めの一定期間は「無料でお試し」できるようになっています。その無料期間を使えば、無料で動画配信サービスを利用することができます。
今回は無料期間があるものから完全無料で見られるものまで、無料で視聴する方法と、動画配信ごとの無料期間などを解説します。
動画配信サービスの無料期間一覧
以下は、各種動画配信サービスの月額料金・見放題の作品数・無料期間・ポイントをまとめた一覧表です。
月額 | 作品数 | 無料期間 | ポイント | |
---|---|---|---|---|
dTV | 500円 | 12万 | 31日 | DL視聴 カラオケ・ライブ・マンガビデオ作品あり |
Hulu | 933円 | 5万 | 14日 | 海外映画・ドラマが充実 オリジナル作品あり |
U-NEXT | 2480円 | 13万 | 31日 | DL視聴。一部ポイント制 初回登録で700ポイント付与 オリジナル作品あり |
Netflix | 800/1200/1800円 | 4万 | 1ヶ月 | DL視聴 オリジナル作品あり コースによって画質向上 同時視聴数が増える |
auビデオパス | 562円 | 1万 | 30日 | DL視聴 国内作品が多い |
FOD | 888円 | 2万 | 31日 | フジテレビの作品が多い オリジナル作品あり |
amazon prime video | 370円 | 3.5万 | 30日 | オリジナル作品あり Amazonの利用に特典あり |
楽天TV | 2149円 | 4万 | 31日 | 支払いに楽天ポイントが付く 有料作品600円引きクーポン付き |
TSUTAYA TV | 933円 | 5万 | 31日 | 店舗での旧作レンタル無料 |
ビデオマーケット | 980円 | 2.5万 | 30日 | スポーツ動画・ライブ作品あり |
動画配信サービスによって、無料期間も異なり、コストパフォーマンス重視や、サービスの充実度重視といった、特徴もそれぞれ異なります。
ここからは表の順に、動画配信サービスについて解説します。
dTV
dTVはドコモが提供する、国内で最も加入者数の多い動画配信サービスです。
月額500円と、ここで紹介する動画配信サービスの内では二番目に安い料金設定です。
見られる作品の数は12万あり、国内の映画・ドラマ・アニメはもちろん、海外作品も揃っていますよ。
さらにアーティストのMVやカラオケビデオ、ビデオ漫画といったコンテンツがあるのもdTVの特徴です。
バラエティーに富んだラインナップである分、特定のジャンルが見たい方には物足りないかもしれませんね。
無料期間は30日あり、利用の際にはクレジットカードの決済登録か、ドコモのスマホ料金と一緒に請求するかのどちらかを選ぶことになります。
まずは動画配信サービスがどんなものかを試してみたい方は、国内シェアトップのdTVが間違いないですよ。
Hulu(フールー)
Huluはアメリカ発の動画配信サービスで、dTVに次ぐ国内人気があります。
月額料金は993円、見られる作品の数は5万と、dTVに比べるとコストパフォーマンスが良くないように見えますね。
それにも関わらず人気を集めているのは、海外作品を中心にツボを押さえたラインアップが充実しているのが理由です。
アメリカで人気のドラマシリーズ「ウォーキングデッド」や「プリズンブレイク」は全シーズン、吹き替え・字幕を見ることができます。
それ以外にも安室奈美恵さんのドキュメンタリーなど、その時々で旬の番組も多くあるのが魅力です。
どちらかといえば数よりも質で勝負しているので、サービスを利用できる時間が短い分、面白い作品を見たい方にはHuluが合っているかもしれませんね。
ちなみに、動画配信サービスの中では珍しく、クレジットカード以外にも各社のスマホ、iTunesStore、Amazonアプリなど様々な方法で決済が可能です。
Huluに一つ弱点があるすれば、無料期間が14日と短いことです。利用開始する日は週末にして、時間に余裕のある日を多く入れるようにしましょう。
U-NEXT(ユーネクスト)
U-NEXTは動画配信に加え、ポイントを使って有料コンテンツも楽しめるサービスです。
月に発生する料金は1,990円と紹介するサービスの中では高額ですが、U-NEXT内で使えるポイントが毎月1200ポイントもらえます。
このポイントは最新作の作品を見たり、映画館の割引券や漫画などの電子書籍の購入に使えるんですよ。
見放題の作品数は8万タイトルあり、海外映画を中心に幅広く取り揃えられています。
無料期間は31日あり、初回登録時には700ポイントがもらえるので、上手く利用すればタダで有料コンテンツを楽しむことができちゃいますよ!
Netflix(ネットフリックス)
Netflixは世界中で1億4000万人以上の人が視聴している、最大手の動画配信サービスです。
作品の数は4万と少なめな印象は否めませんが、人気の海外映画やドラマが充実しています。
また、オリジナルドラマにも力を入れていて、ハリウッド俳優が出演している話題を呼んだ作品も多くあるんですよ。
現時点で300本以上のオリジナルドラマがあるので、メジャーな海外ドラマは大体見終わった人でもNetflixなら楽しめるでしょう。
Netflixのポイントとして、3つの料金プランに応じて動画の画質が上がり、さらに複数の端末で視聴できるというシステムがあります。
800円のベーシックコースはSD画質で1端末のみ、1200円のスタンダードではHDで2端末・1800円のプレミアムではUHD4Kで4端末の視聴が可能です。
プレミアムコースを利用開始すれば、最高画質の作品を無料で楽しめるので、ぜひ試してみて下さいね。
auビデオパス
auビデオパスは当初auスマホ限定の動画配信サービスでしたが、今では他のキャリア、PCでも利用可能なサービスです。
見放題の作品が1万なのに対し料金は562円と、シェア上位のサービスに比べると物足りない感は否めません。
ただし、毎月1本有料の作品を別料金で見られたり、映画館(TOHOシネマズ・UNITEDシネマズ)を割引価格で利用できる特典が付きます。
無料期間は30日間ありますが、支払い方法はauスマホの簡単決済か、Wow!IDのかんたん決済に限られます。
他のスマホ利用者は一手間必要ですが、auスマホの方ならすぐに試せるので、利用しない手はないですね!
FOD(フジテレビオンデマンド)
フジテレビが提供するFOD(フジテレビオンデマンド)は、フジテレビ系列の作品が多く揃っている動画配信サービスです。
FODは、有料会員(FODプレミアム)制度の他に登録不要の無料視聴サービスがあるのがポイントです。
無料視聴サービス「+7」では、基本的にフジテレビで放映した番組の見逃し配信を行っていて、放送から1週間までの作品を自由に視聴できます。
ただし、登録が不要とはいえ番組の合間にCMが入ったり、視聴できる作品・期間に限りがあるのが難点です。
FODプレミアムに登録すると+7に加え、他の動画配信サービスと同様の作品が見られるようになります。
取り扱っている作品の数は2万、日本で話題になった邦画やドラマ、フジテレビ系列のバラエティー番組などが視聴できます。
海外映画・ドラマもありますが、2018年10月の時点では380作ほどしかないので、国内の作品が好きな人向けのサービスといえますね。
注意点として、プレミアム会員の無料お試しを利用するにはAmazonPayでの支払い登録が必要です。
利用可能な決済は各スマホの簡単決済やyahoo!ウォレットなど様々ですが、どうせ利用するなら無料で試したいですよね。
AmazonPayはAmazonでクレジットカードを登録すればすぐに利用できるので、支払い方法に気を付けてFODを利用してください。

amazon prime video(アマゾンプライムビデオ)
今や知らない人はいない程の通販サイトAmazonもプライム・ビデオというサービスを行っています。
かかる料金はプライム会員の年会費に含まれていて、1ヶ月当たり370円とコストパフォーマンスが一番いいです。
見放題の対象作品は3.5万と微妙ですが、アマゾンに蓄積されたデータを元にニーズを割り出した作品を、ジャンルを問わず視聴できます。
国内外の映画・ドラマ以外にもキッズアニメやバラエティ番組も揃っているので、家族それぞれが楽しめるでしょう。
また、アマゾンは視聴者のレビューが盛んなので、作品の詳細や面白さが簡単に分かるのも嬉しいですね!
アマゾンのプライム会員になることによって、買い物の即日配達も無料になったり、音楽の聞き放題(プライム・ミュージック)といった特典も付きます。
無料期間も30日あり、支払い方法もクレジットカードやスマホの簡単決済が利用できるので、興味のある方はプライム会員になってみてはどうでしょうか。
楽天TV
日本で最も大きい通販サイト楽天も楽天TVという動画配信サービスを行っています。
その中でもプレミアム見放題パックは30日の無料期間が付いていて、対象の4万作品がタダで見られるんです。
オールジャンルが見られる他、アーティストのライブ動画が見られるのも楽天TVならではの特徴ですね。
毎月の料金は2,149円と紹介するサービスの中では最も高額ですが、支払いが発生するたびに半額近い1200楽天ポイントが付きます。
初めてプレミアム見放題パックに登録する方は、見放題対象外の作品に使えるクーポンももらえるなど、特典も多いんですよ。
支払い方法もクレジットカードとスマホ決済の両方に対応しているので、楽天ショッピングの買い物が好きな方には特におすすめです。
TSUTAYA TV
TSUTAYA TVは、店舗のDVDレンタルにも特典が付く動画配信サービスです。
過去にTSUTAYAでレンタルを利用していて延滞料を払っていた方でも、動画配信サービスなら返却の手間がなくなっていいですね。
月額933円に対して、見放題の対象は店舗でいうところの旧作8000タイトルと、サービスとしては今一つです。
ただし、この動画配信サービスだけの特典として、TSUTAYA店舗での旧作DVDが無料になります。
スマホやPCをTVに繋げられない方が、TVの大画面で作品を見たい場合にはいいですね。
無料期間も30日キチンとありますし、TSUTAYAの店舗が近くにある方はTSUTAYA TVを選択肢に入れてみましょう。
ビデオマーケット
最後にご紹介するのが、ビデオマーケットのプレミアム&見放題コースです。
ビデオマーケット全体で視聴できる20万作品のうち、2.5万タイトルが見放題になります。
見放題の作品は旧作が多いですが、毎月もらえる540ポイントの範囲であれば、有料の最新作も別料金をかけずに見られてお得です。
30分程度の作品では100ポイント、映画・ドラマでは300~400ポイントかかるので、毎月1~3本の新作を見られる計算です。
このポイントは初回登録後からすぐにもらえるので、旧作をメインに楽しみつつ、たまに新作を見る、という鑑賞スタイルになりますね。
無料期間が30日と大手に負けていないですし、支払いもクレジットカード・スマホ決済が利用できるので、ビデオマーケットも試す価値のあるサービスです。
完全に無料で視聴できる動画配信サービス
続いては、完全に無料で利用できる動画配信サービスについてお話しします。
これまで紹介してきたサービスと異なり、期間・支払い手段を気にせず視聴できるのでお金がかかるのに抵抗がある方は参考にして下さいね。
YouTube
You Tubeは知っている方も多いかもしれませんね。
個人の投稿の多いYou Tubeですが、実は民放の番組も一部、無料で見ることができます。
例えば、日テレの公式チャンネルでは一部のドラマが無料配信されていますし、各アニメスタジオではアニメの1話目が無料で見られることも多いです。
ただ、YouTubeは個人の投稿動画が圧倒的に多いので、公式サイトが配信している動画を探すのに手間がかかるというデメリットがあります。
見たい番組・作品のHPを調べればYou Tube等への配信を行っているかが分かるので、一度調べてみましょうね。
AbemaTV
AbemaTVは、番組のリアルタイム放送と見逃し配信、両方を行っている動画配信サービスです。
基本的に広告収入でサイトを運営しているため、リアルタイムの放送については、全ての番組を視聴することができます。
見逃し配信も無料で出来ますが、視聴できる作品については制限があり、期限を過ぎると有料コンテンツとしてお金を払わなければなりません。
無料で利用する分には会員登録がいらないので、もし民放で見逃してしまった番組があったらAbemaTVで探してみるのもいいですね。
有料コンテンツについても一部無料のものがありますし、ジャンルも邦画やドラマ、海外作品、アニメと色々充実しているので、お試し感覚で見てみるのも楽しめます。
AbemaTVにも月額960円・無料期間付の見放題サービス「Abemaプレミアム」があるので、無料での利用が気に入ったら試してみましょう。
ニコニコ動画
ニコニコ動画も有料会員とは別に無料会員制度がある動画配信サービスです。
ニコニコ動画は視聴するために会員登録が必要ですが、登録にあたって決済手段の設定をする必要はありませんので安心して下さい。
登録を済ませれば、リアルタイム放送と見逃し配信の両方を使って番組を視聴することができます。
ニコニコ動画も個人投稿が多く、公式専用チャンネルを見つけるために検索をかける必要があります。この点はYou Tubeと同じですね。
この動画サイトの最大の特徴は、動画内に視聴者コメントが表示されることです。他の人の反応・感想が見られるので、独特の面白さがありますよ。
リアルタイムの放送はニコニコ動画サイトに独自の番組表があるので、TVの放送と混同しないよう気を付けましょう。
番組のジャンルは各テレビ局のドラマ・バラエティ番組・アニメが基本で、最新作の見逃し配信の期限は1週間ほどとなっています。
アニメやドラマなどシリーズ作品については、最初の1話が無料で見られるものも多いですよ。
コメント付き動画が見られるのはニコニコ動画ならでは楽しみな方なので、気になる方は視聴してみて下さい。
Gyao!
Gyao!は会員登録不要、配信番組は全て無料の動画配信サービスです。
先ほど紹介したAbemaTV と同様、Gyao!も広告収入によって運営されているため、動画の視聴にお金が一切かかりません。
TV最新作の見逃し配信については他の無料配信サービスと同様、1週間ほどの視聴期限がありますが、それよりもスゴイのが動画配信です!
なんとGyao!では約1.2万のアニメ・映画・ドラマ作品が無料で視聴できるんです!旧作が多いとはいえ、人気になった洋画なども見られるようになっています。
映画のような単発作品は1週間、話数の多いアニメ・ドラマは1~3カ月の視聴期限がありますので、定期的にチェックして見逃さないようにしましょう。
ちなみに、Gyao!によく似た名前「Gyao!ストア」という有料のレンタルサービスがあります。こちらは料金がかかるので間違えないで下さいね。
完全無料で見られる動画配信サービスの中では、Gyao!が最もコンテンツが充実しているので、みんなにおすすめの動画配信サービスです!
動画配信サービスを無料で視聴する際の注意点
動画配信サービスの利用には、いくつか注意点があります。
動画配信サービスを無料で資料するためにも必要なことなので、確認しておきましょう。
クレジットカードの登録が必要
動画配信サービスは、利用開始の際にクレジットカードの登録が必要になります。無料期間があるものでも、登録は必須なので注意しましょう。
また、中にはコンビニ決済やスマホの料金と一括請求できるものもありますが、必ずしもこういった決済手段があるとは限りません。
無料期間中に解約すれば料金は発生しませんが、クレジットカードの用意を忘れないようにしましょう。
視聴できる動画はサービスごとに異なる
各動画配信サービスを選ぶ時の一番のポイントは、取り扱っている作品の数・ジャンルです。
無料期間が長いからといって、利用する動画配信サービスを適当に選んでしまうと、自分の見たい作品が全然なかった・・・ということもありえます。
動画配信サービスのほとんどは、配信中の作品や、各ジャンルをどのくらいの数揃えているかを公表しています。
視聴できる動画はサービスごとに異なるので、視聴したい作品・ジャンルがあるかどうか事前に確認しておきましょう。
基本的に自動更新
動画配信サービスの無料期間が終わると、基本的に自動で契約が更新されるようになっています。
つまり、お金をかけずに動画配信サービスを視聴したい場合には、無料期間の内に自分から解約手続きをすることが必要ということです。
料金支払いの催促がないからといって、勝手にサービスの利用が終わることはないので、解約手続きの時期・方法は確認しておきましょうね。
動画配信サービスを無料視聴に関するよくある質問
無料期間内で解約は可能?
動画配信サービスは基本的に無料期間中に解約も可能です。そもそも月額はそれほど高くありませんが、上手に使えばお金をかけずにある程度の間、無料で作品を楽しむこともできます。
無料期間のある動画配信サービスの利用登録の際には、決済に利用するクレジットカードの登録が必要です。
しかし、実際にお金の支払い手続きが行われるのは無料期間の翌日になるので、それまでに解約手続きを済ませれば料金はかかりません。
解約するとすぐにサービスを利用できなくなるか、それとも無料期間を終えるまでは見られる場合かといった違いは動画配信サービスによって異なります。
解約が遅れて支払いが発生しては元も子もありませんが、できるだけお得に利用するためにも無料期間ギリギリに解約手続をすると良いでしょう。
動画配信サービスの無料視聴まとめ
人気の動画配信サービスも、無料期間を利用すればお得に利用できるということを分かってもらえたでしょうか。
無料で利用するためには気を付けなければならない点もありますが、多くの作品をタダで見放題とあっては試さない手はありませんね!
紹介した動画配信サービスの中には完全無料のものもあるので、あなたの生活にぜひ取り入れていただければと思います。